当初は営業二課・3PLチームに配属されましたが、より技術的・開発者的な性格の業務に就くことが適当であるとして、新設された品質管理課所属となり現在まで同課で業務に当たっています。主な業務内容は国内建機メーカー向けの鍛造部品を海外サプライヤから調達する際に必要な各種の調整で、サプライヤからメーカーへの提出物取りまとめや、メーカーからサプライヤへの指示・要望等の伝達など両者の意思疎通が確実に実施されるよう注意しています。海外サプライヤとは密に連絡を取り合っており、生産開始前の設計検討段階から量産開始後の品質維持・安定供給・各種改善まで一貫してフォローしています。
質のよい鍛造部品を供給しつづけるためには図面の理解や鉄の性質についての学習など固有の知識も求められますが、興味深く勉強をつづけられる分野です。品質管理課所属として目に見える個々の製品の品質を検討するだけではなく、目には見えない各自の業務フローも意識し、誤りを減らして作業効率を上げるためのさまざまな施策にも取り組んでいます。